障害者刑事弁護研修

 2月27日に大阪弁護士会で障害者刑事弁護の研修があったので受講してきました。

 知的障害者の例として放浪画家の山下清さんをあげて、昔は知らない人の家の納屋で寝ていても、その家の人がおにぎりをくれたが、現在であれば、すぐに建造物侵入で逮捕されるであろうし、おにぎりももらえないからコンビニで万引きすることになって逮捕となるかもしれないといった話がありました。

 

 また、知的障害のある方は、取り調べに迎合しやすく、自分の内面(動機・反省)を語るのが苦手ということでした。

 そのため現在は、知的障害者の取り調べでは可視化が進んでいるとのことでした。

 

 勉強になりました。